『鳥栖市』くすりの歴史を学べる 中冨記念くすり博物館
佐賀県鳥栖市は福岡県と隣接しており、福岡からのアクセスも大変良いです。
また鳥栖ジャンクションは福岡から鹿児島を結ぶ九州自動車道、長崎佐賀方面への長崎自動車道、大分方面への大分自動車道へと接続してるので鳥栖は九州の交通の要衝と言えます。
さてそんな鳥栖市ですがある大企業の本社があります。
それが久光製薬株式会社です。
その久光製薬が平成7年に創業145周年事業の一環として設立したのが今回訪問した中冨記念くすり博物館になります。
くすりの博物館ってなんだ?って気になっちゃたので笑
まず注意点として博物館なのでほぼ写真撮影禁止です。
写真に頼り切ってるこのブログには致命的ですね‥‥
そのためいくつかはパンフレットから抜粋した写真を掲載したいと思います。
博物館に到着するとまず銅像が目に入りました。
スパンロサ???
スパ?? サ???
5秒後
サロンパス‼︎
この方は中冨三郎さんと言いCMでもお馴染みのサロンパスを発売し久光製薬を大きな会社にしたスゴイ人です。
ちなみにサロンパスは1934年に発売されてるんですね‼︎
そんなに昔からあったとは・・
中に入っていきましょう。
300円を払い入場。
1階と2階に分かれておりもちろん1階から回ることに。
1階はくすりとは何かや、くすりの種類、新しいくすりが新薬として認められるまでの流れなどが書いてありました。またくすりの歴史の年表や、世界的に有名な医学者や日本の医学者の方の説明等が載っていました。
新しい千円札の紙幣になるという北里柴三郎さんの紹介もありました。
この写真はアルバン・アトキン薬局と言い19世紀末にロンドンにあった薬局を博物館の1階に移築再現しているものです。
パンフレットの写真なんでだいぶ粗いです笑
ここだけ雰囲気が違いまず見た瞬間
ブリティッシュパブやんけって思いました。
棚に陳列されてるのはもちろん全て薬ですが、これが薬の代わりにお酒だったらもうブリティッシュパブです。
無償にブリティッシュパブに行きたくなりました。
2階はくすりの神様の説明や生薬の説明。
昔のくすりの作り方等様々な展示がありました。
白澤(はくたく)と言い中国に伝わる聖獣でして人語を操り9の目を持ち、角は6本あり博識で人々に、災いに対しての対策を与えてくれると言われ古来より病除け、厄除けの象徴とされたそうです。
これは熊担木香丸と言い昔のはらいたのくすりの看板です。
熊の胆汁から作られるとても高価なくすりのようです。
ぱっと見くすりっていう感じがしませんでした💦
鳥栖市は江戸時代からくすりを客の家に預け販売する配置売薬が興り、この土地は対馬藩の田代領だったため田代売薬と呼ばれ、富山売薬、大和売薬、近江売薬と並び日本四代売薬のひとつとされています。
写真の柳行李という籠にくすりを入れて運んでいたそうです。
この柳行李重さが約20キロあり体感してみようとのことだったので実際に持ってみました。
まあ20キロなんで持てなくはなかったですけどこれをずっと担いで売り歩くのはさぞ大変だろうと思います。
中冨記念くすり博物館はくすりの歴史、鳥栖の歴史が学べる博物館でした。
最後に『とっとちゃん』にも会えました‼︎
さて博物館を出た後は昼時だったのでラーメンタイムです笑
やってきたのは鳥栖にある『博多ラーメン恵比寿』さん
もう入口から爆濃の特濃ですからね‼︎
屋根のない博物館の記事を見た方は、僕がこってり野郎と思うかもしれませんがあっさりも好きなんで誤解のないよう。
【中間】晴れた日に博物館に行くなら『屋根のない博物館』へ!
https://dwrwr.hatenablog.com/entry/20190412/1555031668
ラーメンはこんな感じです。
爆濃とまではいかない気もしますがかなりこってりです‼︎
つい替え玉までしてしまった🐷
中冨記念くすり博物館 〒841-0004 佐賀県鳥栖市神辺町288−1 0942-84-3334 https://goo.gl/maps/MDbZguPeWrdyv2Q47
博多ラーメン 恵比須 〒841-0083 佐賀県鳥栖市古賀町319−3 0942-84-3482 https://goo.gl/maps/kYtQj7T9BMceTZdv6